先輩社員の声
母でもあり、学生でもある。
挑戦は止まらない。
── 福元さん(2009年入社)

── 美容の世界を志したきっかけは?
もともとはヘアメイクの仕事に憧れていて、山野美容専門学校に進学しました。学ぶうちにエステにも興味を持ち、「お客様をきれいにする仕事って素敵だな」と感じて、エステティシャンを目指すようになりました。
ただ、エステサロンの求人は少なく、就職先を探す中で大阪の「PLUS MEN’S(現 BARBERING METHOD PLUS)」のホームページを見つけました。ネイルやエステなど、幅広いメンズケアを提供している点に惹かれ、応募を決めました。
── 入社当初の印象や思い出に残っていることを教えてください。
入社時は同期が11名いて、3チームに分かれて研修を受けました。私はエステティシャンとして入社しましたが、同期の多くは理容師で、入社時研修は合同。理容師向けの内容も多く、最初はついていくのが大変でした。
けれど、シェービングや接客などを間近で学ぶ中で、理容の奥深さを知り、技術者としての視野が広がりました。
── 大野グループで働く中で感じた魅力は?
教育カリキュラムが整っていて、理美容どちらの技術も学べることです。入社時には役員から直接指導を受ける機会もあり、大野ならではのこだわりや所作を肌で感じながら成長できました。
今では、自分が後輩にその技術を伝える立場になりました。受け継いできたものを次の世代へつなぐことに、大きなやりがいを感じています。
── 成長を感じた瞬間を教えてください。
もともと人と話すのが苦手でしたが、お客様と1対1で向き合う仕事だからこそ、相手の話を丁寧に聞くよう意識しました。
経験を重ねるうちに会話の引き出しが増え、「話すのが苦手だった自分」から「お客様と話すのが楽しい自分」に変わったと感じています。
── 出産・育休・復職を経験して感じたことは?
私の前にすでに産休・育休を取った先輩がいたので、復職の流れも分かりやすく、不安はほとんどありませんでした。勤務時間も柔軟に調整していただけたのがありがたかったです。
ただ、子どもの体調不良などでお休みをいただくことが増えたときは、最初こそ不安もありました。健康に自信があった分、「自分の都合ではないのに休む」という状況に葛藤もありましたが、働くママが多い職場なので、周囲の理解とサポートに支えられました。
夫も同じ大野で理容師として働いており、男性スタッフの育児への理解も進んでいます。家庭と仕事を両立しやすい職場だと実感しています。
── 育児と仕事の両立で意識していることは?
実は、育児・仕事に加えて、理容師免許の取得に向けて学校にも通っています。 会社や家族の協力を得ながら、シフト調整や夫のサポートを受けながら、「育児・仕事・学び」の三立を続けています。
大野は多店舗展開しているからこそ、スタッフ同士で支え合える仕組みがあり、その環境に本当に助けられています。
── 女性チーフに就任された今、どんなことを意識していますか?
あまり気負わず、「今までできなかったことができるようになった」と前向きに受け止めています。
これまではスタッフの声が店長まで届かずに止まってしまうこともありましたが、今は一人ひとりの意見を吸い上げて、店舗をより良くしていくことを意識しています。
「このお店で働きたい」と思ってもらえるような、魅力あるサロンづくりを目指しています。
── 学生の皆さんへのメッセージをお願いします。
「やりたいことを突き詰めてほしい」と思っています。
最初は下積みが多く、やりたいことと違うと感じることもあるかもしれません。でも、そこにこそ学びがあります。
やりたいことを忘れずに、諦めずに続けていけば、きっと自分の目標に近づけるはず。私もそうやって一歩ずつ前に進んできました。
ヘアサロン大野には、技術だけでなく“人として成長できる環境”があります。
同じ夢を持つ仲間と一緒に、自分らしいキャリアを築いていきませんか?

