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Men’s Life Style
金安 岩男

著者:金安 岩男
1947年2月に東京の下町に生まれる。
学部で経済学、大学院で地理学を学び、外資系情報企業、国立大学、私立大学での勤務経験を有し、研究、教育、研修などの各種プロジェクトを実施。地理学者として、計画実践、プロジェクト発想に取り組んでいる。海外諸都市の街歩き、相撲などを趣味に、発想のヒントをいつも探究中。社会的活動として、政府機関、地方自治体の各種審議会、委員会などの会長、委員などを務めている。
主な著書に、『時空間の構図』、『プロジェクト発想法』、その他多数。現在は、慶應義塾大学名誉教授、新宿自治創造研究所所長。

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報道によれば、芸人の萩本欽一さん(73歳)が、駒澤大学の社会人入試制度で仏教学部に合格した。「休まずに行く。野球部に入って、神宮球場を一杯にしたい」とはご本人の弁である。いかにも人気者で野球好きの「欽ちゃん」らしい愉快なセリフである。2014年3月の公演を最後に大劇場での公演から引退したらしい。認知症対策のために本格的に勉強を開始し、成果が見えた方がうれしいとの考えで大学受験を決めたとのことである。長年遠ざかっていた英語などは、丸暗記するほどの覚悟で臨んだ由。「欽ちゃん」がどのような学生生活を行い、何を学ぶのか、そして何を私たちに提示してくれるのか、大いに楽しみである。

社会人として大学や大学院に入り、新規にまたは再び勉学する人たちが私の周囲にも沢山いる。その人たちのための勉学環境が、昔と比べて格段に良くなったと思う。夜間や土日の時間帯に講義が設定されているので、仕事を持つ人たちにとっては好都合である。もし通学が困難ならば、放送大学のように放送教材やテレビ画像で学べる大学(大学院も設置)もある。言語の障壁の少ない人ならば、ウェブサイト上で海外一流大学の講義を受講することもできる。技術開発とそれら新技術を取り込んだ仕組みに感謝すると共に、実に良い時代になったものだと思う。

高校卒業後にプロ野球選手になり活躍した選手たちが、引退後に続々と大学や大学院に学んでいる。巨人や大リーグの投手として活躍した桑田真澄さんのように、大学を飛ばしていきなり早稲田大学大学院に進学し、修士号を取得した例もある。筑波大学大学院に進学した元投手工藤公康さんは、進学後にプロ野球チームの監督に就任した。経験知と理論知の橋渡しは、ご本人ばかりか研究者や学生にとっても有益なことだろう。

私は就業経験を持った上でアメリカ大学院へ留学した。その経験を通じて、年齢に関係なく学ぶ人たちを多数見てきたので、社会人の学生や院生に違和感はない。勉強したくなった時に勉強するのが良い。そのためには、いつでも勉強できる準備をしておくとよい。動機、意欲、基礎学力、学習方法などの学ぶための方法論の確立が必要となる。もし「手に職」を優先することを希望するならば、日本には専門学校などの充実した教育も多数存在する。学ぶ機会も増えたが、大学、専門学校共に授業料などは結構高くなったので、費用と効果との兼ね合いも考えねばならない。

私も、立場は異なるが、この4月から立教大学の大学院で、社会人向け講義を二人で担当することになった。私の相棒はロンドンの大学院でシニアスチューデント(少し年齢が高い学生のこと)として学んだ研究者である。教える側も大学院生諸君と一緒に勉強できるのはとても良いことである。

入学のまぶしき紙を手渡さる 波多野爽波
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